将棋連盟の歴代会長は誰?現・佐藤会長から次の世代へ!羽生善治九段が有力

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日本将棋連盟理事の任期満了に伴う予備選挙の立候補が締め切られ、将棋連盟の会長職は佐藤康光会長から次の方にバトンタッチとなります。
次の日本将棋会長は誰なのか?
各種報道機関では既に「羽生善治九段が有力」と名前が出ておりますが、現時点で他の候補者の名前が出ているわけではないので
確定情報というわけではありません。

※新会長は羽生善治九段に決定!
羽生善治会長誕生!日本将棋連盟の新会長は羽生九段に決定

【歴代の将棋連盟会長】(敬称略)
羽生善治 2023年6月~
佐藤康光 2017年2月~2023年6月
谷川浩司 2012年12月~2017年2月
米長邦雄 2005年5月~2012年12月
中原誠 2003年5月~2005年5月
二上達也1989年5月~2003年5月
大山康晴 1976年12月~1989年5月
塚田正夫 1974年7月~1976年12月
加藤治郎 1973年5月~1974年7月
丸田祐三 1969年5月~1973年5月
坂口允彦 1967年5月~1969年5月
原田泰夫 1961年5月~1967年5月
加藤治郎 1957年3月~1961年5月
萩原淳 1955年3月~1957年3月
坂口允彦 1953年5月~1955年3月
渡辺東一 1948年3月~1953年5月
木村義雄 1947年12月~1948年3月
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佐藤現会長もそうですが、歴代の会長は故大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、米長邦雄永世棋聖、谷川浩司十七世名人のように永世資格を持つ方が多いのが特徴。
その中で候補になりそうなのは永世名人資格保持者。既に永世名人として名乗る権利を得た谷川浩司十七世名人。
永世名人資格を持つ方であれば候補に挙がりやすいかもしれませんが、立候補することが前提となります。

日本将棋連盟は2024年に、「東京・千駄ケ谷」と「大阪府高槻市」に新たな将棋会館を建設することが決まっています。
クラウドファンディングも実施されており、新しい将棋会館の話題が多く出るようになってきましたが、
その新しい将棋会館は新会長でスタートする事になります。
※羽生善治九段は、「創立100周年記念事業・東西将棋会館建設委員会」の委員長

現在の会長である「佐藤康光九段」は、つい先日までA級棋士だった現役トップクラスの棋士。
会長職を務めながら最前線で活躍しており、将棋界への貢献度は高かったのではないかと思います。

※会長職に関しては、現役の棋士が担当するのは負担が厳しいのではないか?という声が多く聞かれます。
(谷川浩司十七世名人もそうでしたが、会長職に就いていなければ、もう少し長く最前線での活躍が観られたのではないかと思います)
フリークラスに転身した棋士や引退した棋士の方だけを対象にする、という事も考えられますが、
現役棋士だからこそ感じる「こうした方が良い」という若い世代の意見も取り入れやすい、というメリットがあります。
外部からの招聘という案もあるでしょうし、将棋界を盛り上げていくためには、
色々な意見を聞ける体制が構築されていく事が望ましいでしょう。

※筆者としては、職業柄ファン獲得・将棋ユーザーの拡大に関して、色々と改革の余地があると感じています。
例えば以下の記事でも触れたように、将棋会館1階のグッズ売り場は改善の余地あり、と感じます。
将棋会館1階のグッズ売り場は改善の余地あり?

今は「観る将」と呼ばれるような「将棋のルールはわからないけど、観て楽しむ」ファン層も増えています。
「将棋を始めてみたいけど、ルールを覚えるのが大変だから・・・」と避けてしまうライト層も多いでしょう。
そういったファン層をしっかりと売上げに繋げていく、将棋を指す段階まで誘導できるかが大切になってくる。
私も将棋界への貢献として、1将棋ファンとして少しでもそういった意見を提示していければと考えています。

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