棋王戦第2局のAI評価値速報・形勢判断-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王

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棋王戦第2局のAI評価値・形勢判断速報-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王
第48期棋王戦コナミグループ杯
主催: 共同通信社、日本将棋連盟
※棋王戦第4局はこちら
棋王戦第4局のAI評価値速報・形勢判断-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王

※第3局の評価値速報はこちらです。
棋王戦第3局のAI評価値速報・形勢判断-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王

※速報!
棋王戦第2局は藤井竜王が勝利で六冠に王手!後手番の連敗を止める

こちらの記事では棋王戦第2局のAI評価値速報・形勢判断をお伝えします。
※第2局は渡辺明棋王が先手、藤井聡太五冠が後手となります。
※こちらの記事で定期的にAI評価値グラフや解説を紹介していきます。
132目まで/藤井竜王の勝利(プラスだと先手有利。マイナスだと後手有利)43%/57%
・渡辺棋王が長考。その後、藤井竜王も長考でお互い残り時間が少なくなってきました。
・18時の時点でも互角の状態で、熱戦が続いています。ここから先は1手1手の重みが増してくるのと、
残り時間が短くなってきたのでミスが怖い局面です。
棋王戦第2局AI評価値・形勢判断
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渡辺棋王は戦型を角換わりに誘導。双方角換わり腰掛銀の形になりました。
午前中はスムーズに進行していましたが、研究範囲から外れるのが早かったのか、
渡辺棋王が午前中に長考。
午後、再開の一手で少し藤井竜王に評価値が触れますが、互角→藤井竜王有利→互角→藤井竜王有利、
と評価値も揺れ動きました。
中盤から終盤にかけて、だいぶ激しい戦いになっていきましたが、徐々に藤井竜王に形勢が傾いていきます。
しかし、渡辺棋王も耐えています。
(一手で形勢逆転できる範囲内の差で推移しており、藤井竜王も油断できない緊迫した局面が続いています)

【棋王戦のタイトルを争う2人の関連データ】
【渡辺明棋王】
直近10局:5勝5敗
今年度成績・勝率:18勝15敗(0.5454)

【藤井聡太竜王】
直近10局:7勝3敗
今年度成績・勝率:43勝10敗(0.8113)

【2人の直接対決】
藤井聡太竜王の13勝2敗(藤井竜王が5連勝中)
※タイトル戦に限定すると藤井竜王の12勝1敗

【見所/注目ポイント】
データ上からは藤井五冠有利に見えます。
将棋ファンの方も、藤井五冠が六冠目を手にするのではないか、と期待している方が多いでしょう。
しかし、渡辺明二冠(名人・棋王)は棋王戦との相性がよく、現在10連覇中と経験豊富で
冬将軍と呼ばれ戦い方も熟知しています。
第1局を藤井竜王が勝ったことで「対戦データからも、藤井竜王が有利なのか」と予想している方が多いと思いますが、
持ち時間は各4時間の1日制と短時間勝負ですし、1局の勝負結果で流れが変わることもあり、
2局目の結果次第で流れが変わる可能性もあります。
また、最近の藤井竜王は後手番で3連敗しており、「後手番限定のスランプか?」という声も聞かれます。
本人のコメントからも後手番の勝率は課題として捉えているようでしたので、
この棋王戦第2局は「藤井竜王が後手番で勝ち、強さを見せつける」展開になるのか、
「渡辺明棋王が先手番の利を活かして勝ち、タイに持ち込む(藤井竜王の後手番連敗が続く)」という展開になるのか注目です。

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