フリークラスとは?小山怜央アマがプロ棋士編入試験合格!

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小山怜央アマがプロ棋士編入試験合格し、4月から棋士となる事が決まりました。(3勝1敗)
奨励会未経験の合格者は初で、棋士編入試験で合格したのは3人目です。
フリークラスでのスタートとなり、トーナメントプロという形になるようです。

※今までに棋士編入試験の受験資格を得た事があるのは以下の6名。(敬称略)
今泉健司、稲葉聡、加來博洋、折田翔吾、里見香奈、小山怜央
そのうち、受験した上で合格したのは以下の3名(受験資格を得たが、受験しなかった方もいる)
今泉健司、折田翔吾、小山怜央
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【フリークラスとは?】
ざっくり言うと順位戦に参加しない棋士のことを指します。(順位戦の最終目標である名人タイトルには挑戦できない)
しかし、竜王戦などのタイトルはトーナメント形式が多いため、参加する事ができます。
(1)宣言によるフリークラス棋士
B級1組以下の棋士が順位戦終了後から年度末の間に宣言をすると、フリークラス棋士になります。
一度宣言すると順位戦に復帰することはできない規定となっています。
主に年齢が高くなり、高いクラスを維持できなくなった方が宣言することが多い。

(2)その他のフリークラス棋士
C級2組の棋士が降級点を3つとるとフリークラスに降級します。
三段リーグで次点を2回取った棋士はフリークラスに編入される権利を得ます。
定年制になっていて、宣言フリ―クラス棋士は65歳、その他のフリ―クラス棋士は60歳で定年。
(細かい規定はあるようですが、長くなるのでここでは割愛します)

【筆者ツイッターアカウント】
https://twitter.com/shogi_writer

【小山怜央さんプロフィール】(日本将棋連盟公式サイトより)
・1993年7月2日生まれ(現:29歳)
・岩手県釜石市出身
・神奈川県横浜市在住
・師匠 北島忠雄七段

【アマ棋戦の記録】
2022年、アマ竜王優勝。それ以前に準優勝が4度。
2021年、支部名人戦優勝
2016年、アマ王将位優勝
※ここまでの挑戦記録
2008年、奨励会受験(三段)するも不合格
2015年、アマチュア名人戦で優勝。これにより、奨励会三段編入試験に挑戦したが、2勝3敗で不合格に終わる
奨励会への入会経験なく、棋士編入試験の受験資格を得たのは史上初(合格も初)

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