棋王戦第2局は藤井竜王が勝利で六冠に王手!後手番の連敗を止める

角換わり腰掛け銀 棋王戦
【広告】

棋王戦第2局のAI評価値・形勢判断速報-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王
第48期棋王戦コナミグループ杯
主催: 共同通信社、日本将棋連盟
※棋王戦第4局はこちら
棋王戦第4局のAI評価値速報・形勢判断-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王

第2局は渡辺明棋王が先手、藤井聡太五冠が後手で始まりました。
第1局に続いて藤井竜王が勝利。2勝0敗で棋王タイトル奪取に王手となりました。
後手番に限定すると3連敗中だった藤井竜王ですが、連敗脱出です。
※棋王戦第2局のAI評価値・形勢判断
棋王戦第2局AI評価値・形勢判断
【広告】



【筆者ツイッターアカウント】フォローお待ちしています。
https://twitter.com/shogi_writer

渡辺棋王は戦型を角換わりに誘導。双方角換わり腰掛銀の形になりました。
午前中はスムーズに進行していましたが、研究範囲から外れるのが早かったのか、
渡辺棋王が午前中に長考。
午後、再開の一手で少し藤井竜王に評価値が触れますが、互角→藤井竜王有利→互角→藤井竜王有利、
と評価値も揺れ動きました。
(ただ、水匠では「先手有利」と表示される事はなかったので、中盤からは概ね藤井竜王優位で進行していた、と考えていいでしょう)
中盤から終盤にかけて、だいぶ激しい戦いになっていきましたが、徐々に藤井竜王に形勢が傾いていきます。
しかし、渡辺棋王も耐えます。
(一手で形勢逆転できる範囲内の差で推移しており、藤井竜王も油断できない緊迫した局面が続きました)

夕方、18時近くでも(藤井竜王側の方が評価値が良かったとはいえ、)AI将棋ソフト「水匠」では互角表示になっていました。
序盤から終盤まで緊張感のある局面が続いていた事がわかります。

今回の対局は、「後手番で3連敗中の藤井竜王が、後手番限定のスランプではないか?」と心配されていましたが、
無事その心配を払拭して棋王戦タイトル奪取に王手。
逆に渡辺明棋王は藤井竜王に対する苦手意識を払拭できず、先手番でも勝つことができませんでした。
確認できる範囲の成績を紹介しますが、渡辺明棋王がかなり苦労している事がわかります。
【2人の直接対決】
藤井聡太竜王の14勝2敗
※タイトル戦に限定すると藤井竜王の12勝1敗

次は藤井竜王が絶好調の先手番。このまま3連勝でストレート勝ち&タイトル奪取となるのでしょうか?
王将戦の防衛戦が続いていますが、六冠が見えてきました。

タイトルとURLをコピーしました