伊藤匠新叡王誕生!藤井聡太叡王が驚きの一手を見せるも及ばず初の失冠

伊藤匠新叡王誕生!藤井聡太叡王が驚きの一手を見せるも及ばずついに八冠陥落叡王戦
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藤井聡太叡王が負けてタイトル戦の連勝記録がストップ。
藤井八冠は初の失冠となり、伊藤新叡王が誕生しました。

主催: 不二家、日本将棋連盟

【第9期叡王戦第5局】(先手)藤井聡太叡王vs(後手)伊藤匠七段
【AI評価値・形勢判断解説】
叡王戦第5局AI評価値-藤井聡太叡王vs伊藤匠七段
序盤は藤井叡王が少しずつリードを広げる展開でした。
しかし、叡王戦での負けで見られた「中盤・終盤でのミス」があり、伊藤七段が逆転。
最後まで集中力を切らさず、ついに初タイトルを手にしました。
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これで将棋界は藤井1強時代を終え、新時代を迎えることになります。
他の棋士達も「自分達にもチャンスがあるのではないか」と期待するでしょうし、
今まで以上に盛り上がるかもしれませんね。
ニュースになるのは「藤井聡太八冠」ばかりでしたが、今後は少しずつ他の棋士にも注目が集まっていくでしょう。
そして、今後の藤井聡太竜王・名人が「他のタイトルも獲られていくのか」「堅持するのか」という点も注目です。
1将棋ファンとして観ていると、藤井聡太竜王・名人は「新しい形を模索している」ようにも見えました。
調子を崩していてもがき苦しんでいたのかもしれませんが、新しい何かを得ようとしているようにも見えます。
例えば、叡王戦第5局で見せたこの一手、これは人間には指しにくい驚きの一手でした。
叡王戦第5局で藤井叡王が魅せた驚きの一手-藤井聡太叡王vs伊藤匠七段
この局面でAI最善手がなんと6六銀(直)です。
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この一手には驚きました。思いつくのも難しいですが、まず指せない。
終盤の「後少しで詰み」のような状況ならわかりますが、まだ先の長い戦いが待っている状況です。
絶好調の藤井聡太竜王・名人であれば「ここからの攻めを繋げて攻め切った」のかもしれませんが、
さすがに無理だったようです。
ただ、このギリギリの手を求めていく姿は、まだ「八冠になる前の藤井聡太」のようにも見えました。
(この後は、同歩と取らせて6五桂と打ち込んで両方の桂馬で攻めていく狙い)

伊藤七段が新叡王となり、将棋界に新時代が到来。
これから将棋界がどのように変わっていくのか、転換期なのかもしれませんね。

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