王位戦第2局は渡辺明九段が快勝!藤井王位を完封してタイトル奪取も期待できる展開に?

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王位戦第2局は渡辺明九段が藤井聡太王位に快勝!
藤井王位は久しぶりの完敗。第3局以降に不安を残す結果となりました。

【お~いお茶杯王位戦 第2局】
主催:新聞三社連合、日本将棋連盟

【第2局のAI評価値】(先手:渡辺明九段、後手:藤井聡太王位)
王位戦第2局AI評価値速報-藤井聡太王位vs渡辺明九段
戦型は相掛かり。両者得意とする戦型で、第1局の千日手指し直し局と同じような展開で進みました。
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先に流れを変えたのは藤井王位。しかし、渡辺九段は丁寧に応対し隙を作りません。
先手番で勝っておかないと藤井王位からタイトル奪取は難しくなるので、練りに練った作戦と言えるでしょう。
藤井王位が先にミスをする展開となり、少しずつ差が開いていきます。
【封じ手前後の評価値推移】
王位戦第2局の評価値-勝負所の解説-藤井聡太王位vs渡辺明九段
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封じ手までは互角。その後、2日目から少しずつ先手・渡辺明九段に流れがいくのが分かると思います。
局面としても(人間の目で見て)「少し藤井王位が無理をしているかな?」と感じる展開でした。
渡辺九段としては練りに練った先手番の作戦だったでしょうから、多少の変化は想定内だったのかもしれませんね。
もちろん全てが想定内ではなかったでしょうから、時間内で上手く対応できた。
心の余裕があったように見えます。
1局目も「ほぼ勝利」まで追いつめていましたし、過去のタイトル戦とは違う「渡辺九段の強さ」が際立つ展開になっています。
今回の王位戦、藤井王位が「2つ目の永世称号を得る防衛戦」という注目のされ方をしていましたが、
渡辺九段のタイトル奪取が期待できる。そう感じられる快勝でした。

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