棋王戦第1局のAI評価値・形勢判断速報-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王

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棋王戦第1局のAI評価値・形勢判断速報-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王
第48期棋王戦コナミグループ杯
主催: 共同通信社、日本将棋連盟
※棋王戦第4局はこちら
棋王戦第4局のAI評価値速報・形勢判断-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王

※第3局の評価値速報はこちらです。
棋王戦第3局のAI評価値速報・形勢判断-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王

こちらの記事では棋王戦第1局のAI評価値・形勢判断速報をお伝えします。
※振り駒の結果、藤井竜王の先手と決まりました。(振り駒を2回連続でやり直す展開は珍しいですね。(駒が立ってしまった))
戦型は角換わりになりそうです。
※125手で渡辺棋王が投了しました。藤井竜王、六冠に向けて幸先の良いスタートです。
棋王戦第1局のAI評価値・形勢判断速報
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【棋王戦のタイトルを争う2人の関連データ】
【渡辺明棋王】
直近10局:5勝5敗(現在3連勝中)
今年度成績・勝率:18勝14敗(0.5625)

【藤井聡太竜王】
直近10局:8勝2敗
今年度成績・勝率:41勝9敗(0.8200)

【2人の直接対決】
藤井聡太竜王の12勝2敗(藤井竜王が4連勝中)
※タイトル戦に限定すると藤井竜王の11勝1敗

【見所/注目ポイント】
データ上からは藤井五冠有利に見えます。
将棋ファンの方も、藤井五冠が六冠目を手にするのではないか、と期待している方が多いでしょう。
しかし、渡辺明二冠(名人・棋王)は棋王戦との相性がよく、現在10連覇中と経験豊富で戦い方も熟知しています。
持ち時間は各4時間の1日制と短時間勝負ですし、1局の勝負結果で流れが変わることもあり、
1局目の結果次第では、藤井五冠としても難しい戦いになるかもしれません。
渡辺二冠としては、第1局の振り駒で先手になり、勝利して流れをつかみたいでしょうね。
1局目で藤井五冠が勝つと「やはり藤井五冠には勝てないのか」という精神状態に陥りそうですし、
なんとしても(先手後手関係なく)1局目を勝ちたいと考えているでしょう。

【初手からの流れ】
角換わりで進み、双方研究範囲内なのか65手ぐらいまで一気に進みました。
渡辺棋王は深い研究筋を見せていて、後手番ながら激しい攻めで先手の藤井竜王を攻め立てています。
AI評価値・形勢判断としては互角の状態が続いていますが、歩の駒得をしている藤井竜王を少しだけ有利と判断しているようです。
一旦、渡辺棋王の攻めを受け止めて藤井竜王が反撃スタート。
お昼までの形勢判断としては水匠とABEMAの評価値で少し差が出ているのが気になりますが、
どちらも「僅かに藤井竜王」と判断しているようです。
※ただ、渡辺棋王がほとんど持ち時間を消費していない為、午後はその差がどの程度出るのか気になります。
(1時間半程度差があります。1日制の持ち時間が4時間なので、渡辺棋王としてはここまで作戦成功と言えるのではないでしょうか)

※お昼休憩の直後、藤井竜王の一手が予想外の一手だったのか渡辺棋王の手が止まります。
初めての長考で大差がついていた持ち時間差が縮まってきました。
AIソフトの種類によって評価値に差がありますが、ジワジワと差が開き始めている雰囲気があり、
藤井竜王が少しずつ良くなってきている雰囲気があります。

※夕方になって藤井竜王に傾きつつあります。水匠で+500を超えてきました。
%で言うと70%ぐらいになっていると思います。
※藤井竜王の金上がりの一手が厳しい。金を攻撃されたのを避けるついでに攻め・寄せにも使える状況に。
痺れる一手になりました。藤井竜王、ここから一気に勝利しました。

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