棋王戦第1局は藤井聡太竜王が勝利!六冠に向けて好スタート

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棋王戦第1局藤井聡太竜王vs渡辺明棋王
第48期棋王戦コナミグループ杯
主催: 共同通信社、日本将棋連盟
※棋王戦第4局はこちら
棋王戦第4局のAI評価値速報・形勢判断-藤井聡太竜王vs渡辺明棋王

※棋王戦第2局のAI評価値・形勢判断速報
https://www.shogi-news.com/kiou/650/

第1局は藤井竜王が制して幸先の良いスタートを切りました。
六冠に向けて万全の勝利です。
【AI評価値推移/形勢判断グラフ】
棋王戦第1局のAI評価値・形勢判断速報
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【2人の直接対決】
藤井聡太竜王の13勝2敗
※タイトル戦に限定すると藤井竜王の12勝1敗

【初手からの流れ】
角換わりで進み、双方研究範囲内なのか65手ぐらいまで一気に進みました。
渡辺棋王は深い研究筋を見せていて、後手番ながら激しい攻めで先手の藤井竜王を攻め立てています。
AI評価値・形勢判断としては互角の状態が続いていますが、歩の駒得をしている藤井竜王を少しだけ有利と判断しているようです。
一旦、渡辺棋王の攻めを受け止めて藤井竜王が反撃スタート。
お昼までの形勢判断としては水匠とABEMAの評価値で少し差が出ているのが気になりますが、
どちらも「僅かに藤井竜王」と判断しているようです。
※ただ、渡辺棋王がほとんど持ち時間を消費していない為、午後はその差がどの程度出るのか気になります。
(1時間半程度差があります。1日制の持ち時間が4時間なので、渡辺棋王としてはここまで作戦成功と言えるのではないでしょうか)

※お昼休憩の直後、藤井竜王の一手が予想外の一手だったのか渡辺棋王の手が止まります。
初めての長考で大差がついていた持ち時間差が縮まってきました。
AIソフトの種類によって評価値に差がありますが、ジワジワと差が開き始めている雰囲気があり、
藤井竜王が少しずつ良くなってきている雰囲気があります。

※中盤で藤井竜王の一手(2筋への歩打ち)がAI評価値を大きく下げたのですが、
その手が後で効いてくる、という場面がありました。
「AI超えの一手」と言われるかどうかはわかりませんが、
評価値だけではわからない、先々を見据えた価値の高い一手だったことがわかります。

※夕方になって藤井竜王に傾きつつあります。水匠で+500を超えてきました。
%で言うと70%ぐらいになっていると思います。
※藤井竜王の金上がりの一手が厳しい。金を攻撃されたのを避けるついでに攻め・寄せにも使える状況に。
痺れる一手になりました。藤井竜王、優勢です。

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