叡王戦第4局は藤井聡太叡王の勝利でタイトル防衛!最高の振り飛車と最高の居飛車対決を制す

叡王戦第4局は藤井聡太叡王の勝利でタイトル防衛!(3勝1敗) 叡王戦
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叡王戦第4局は藤井聡太叡王が二度の千日手指し直しの大熱戦を制して勝利。
3勝1敗でタイトル防衛を決めました!六冠を堅持しています。
「最高の居飛車と最高の振り飛車」対決となった叡王戦、藤井叡王が制しました。
菅井八段は全局で徹底した三間飛車で藤井叡王に挑みましたが、力及びませんでした。

主催: 不二家、日本将棋連盟
協賛: レオス・キャピタルワークス(特別協賛)、 中部電力・豊田通商・豊田自動織機・日本AMD

【叡王戦第4局の評価値速報・形勢判断】第4局は菅井竜也八段の先手でしたが、二度の千日手指し直しとなる大熱戦に。
叡王戦第4局・AI評価値-藤井聡太vs菅井竜也
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【初手からの流れ】
菅井八段、4局続けて三間飛車に振りました。
藤井叡王は銀冠に向かう展開に見えましたが、途中変則的な陣形に構えます。
先手の菅井八段が指しやすい展開か?とも思えましたが、早い段階で千日手(44手目で確定)となり差し直しに。
(双方持ち時間を1時間程度消費した状態)

指し直し対局は先手後手が逆になるので藤井叡王が先手。
藤井叡王としては先手番になりますし、持ち時間もほぼ同じの3時間。
菅井八段としては少々形が悪いと判断していたのでしょう。

指し直し前と違い、今度は相穴熊の形になり、特に藤井叡王は金銀四枚に角付きでガチガチに固めます。
菅井八段は穴熊ですが金が一枚攻撃に使っていたこともあり、
「藤井叡王は玉を固めて、菅井八段は攻撃的な布陣」という展開に。
中盤は互角の戦いが続き、中盤で藤井叡王が僅かにリードする展開が続きます。
しかし、中盤の攻防で菅井八段が一度は逆転。
そこから強烈な一手で藤井叡王が追いつき、大混戦に。再度の指し直しになり本日3局目に入ります。

2回目の指し直し(本日3局目)最後は藤井叡王が藤井曲線を描く展開で勝利。3勝1敗で防衛を決めました。
これでタイトル通算14期。佐藤康光会長を抜いて単独7位に順位を上げました。
(次は引退された米長邦雄先生の19期)

藤井聡太叡王はこれで六冠を堅持。名人戦でもう1つ勝てば七冠となります。
名人戦は3勝1敗とリードしており、タイトル奪取に王手がかかっています。
最高の居飛車と最高の振り飛車の対決を制し、次は名人位奪取に向けて良い流れを作れたのではないでしょうか。

※防衛を決めた奇跡の一手を解説!
叡王戦第4局で防衛を決めた奇跡の一手を解説!藤井聡太が二度の千日手指し直しを制す

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