竜王戦の挑戦者は?藤井竜王への挑戦権をかけたトーナメントの結果

2023年度竜王戦の挑戦者は誰になる?挑戦者決定トーナメントの結果 竜王戦
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2023年の竜王戦挑戦者は?藤井竜王への挑戦権を獲得するのは誰になるのか。
現時点でのトーナメント結果を紹介していきます。
※主催:読売新聞社、日本将棋連盟

2023年5月24日時点
【1組ランキング戦】
決勝:羽生善治九段vs稲葉陽八段※追記:稲葉陽八段が勝利
3位決定戦:永瀬拓矢王座vs木村一基九段
4位:丸山忠久九段
5位:森内俊之九段vs広瀬章人八段

【2組ランキング戦】
豊島将之九段

【3組ランキング戦】
三浦弘行九段

【4組ランキング戦】
大石直嗣七段

【5組ランキング戦】
伊藤匠六段

【6組ランキング戦】
出口若武六段
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現時点で名前が挙がっている中だと、何名か既にタイトル戦で藤井聡太六冠と戦った方がいます。
羽生善治九段(王将戦)
永瀬拓矢王座(棋聖戦)
木村一基九段(王位戦)
広瀬章人八段(竜王戦)
豊島将之九段(王位戦、叡王戦、竜王戦)
出口若武六段(叡王戦)

羽生善治九段は会長に就任している可能性もあり、会長職と兼務だと研究時間も減るでしょうし
勝ち上がっていくのが難しいかもしれません。
永瀬拓矢王座や豊島将之九段は定期的にタイトル戦には顔を出しているため、挑戦者候補として有力です。

誰が勝ち上がってきても注目される竜王戦ですが、今後のタイトル戦の状況次第では
藤井竜王が八冠制覇の直後となっている可能性もあります。
この場合、藤井八冠の最初の防衛戦が竜王戦となるため、注目度が格段に上がりそうです。

まだ藤井聡太六冠とのタイトル戦経験がないメンバーの中だと、
注目なのは伊藤匠六段です。
2002年10月10日生まれの20歳で、藤井聡太竜王と同学年。
(小学生時代の全国大会で藤井聡太竜王に勝った経験あり)
まだ順位戦はC級1組ですが、実力はトップクラス。
いつタイトル戦に登場してもおかしくない実力者で、2021年度には勝率を0.818(45勝10敗)とし、
年間勝率1位を獲得。(藤井竜王の連続勝率1位記録を止めた)
初タイトル挑戦が竜王戦で同学年対決となれば、「上の世代にはライバルがいない」
と言われている藤井聡太竜王にとって、同学年の強力なライバル出現となるかもしれませんね。
20203年の竜王戦開幕はまだ先ですが、挑戦者が誰になるのか注目しながら観るのも
将棋ファンの楽しみ方の1つです。

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