A級順位戦は藤井聡太竜王と広瀬章人八段のプレーオフへ(日程は3月8日)対戦成績を紹介

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名人戦のタイトル挑戦をかけたA級順位戦の最終局が3月2日(木)に行われ、6勝2敗でリードしていた藤井聡太竜王と広瀬章人八段がともに勝利。
7勝2敗で並び、プレーオフが決定しました。
日程は3月8日に決定。

今年も「将棋界の一番長い日」は激戦が繰り広げられました。
藤井竜王vs稲葉八段以外は藤井竜王の猛攻が決まり、思いのほか早く決着する展開に。
91手で藤井竜王が勝利し、先手番28連勝を飾りました。
棋王戦第3局が先手なので、ここで新記録達成となるでしょうか?
(28連勝は羽生善治九段が記録)
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今年も「将棋界の一番長い日」は熱戦でしたが、藤井竜王の猛攻が凄かった。
得意の先手番での「角換わり腰掛け銀」でしたが、僅かなリードを拡大していき、
隙を見せない完勝。

【藤井聡太竜王と広瀬章人八段の対戦成績は?】
13局あり、藤井竜王から見て10勝3敗。
一見、藤井竜王優位に見えるかもしれませんが、3敗のうち2敗が昨年の竜王戦で記録したもの。
1発勝負のプレーオフでは、先手後手も決まっていないために
過去の対戦成績から「藤井竜王が優勢だろう」とは言い切れません。
(特に、広瀬八段の場合は何か仕掛けてくるような気がします)
広瀬八段の3勝のうち、2勝が先手番。1勝が後手番によるもの。
後手番でも勝っていることから、先手/後手のどちらでも藤井竜王は気が抜けない対局になりそうです。
※と言っても後手番の勝利は数年前なので、参考外だと思いますが・・・

【参考までに今年度と直近10局の成績】
藤井聡太竜王
今年度成績:47勝10敗(0.8245)
直近10局:7勝3敗

広瀬章人八段
今年度成績:29勝13敗(0.6904)
直近10局:7勝3敗

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