昨年デビューした10代の女流棋士達が参戦している女流順位戦のD級昇級争いは大混戦！
鎌田美礼女流2級は5勝2敗で順位を考えると苦しいですが、ギリギリ昇級圏内に踏み止まっています。
注目の内山あや女流初段が6勝1敗で昇級争いでトップに躍り出ました。
現時点でD級の全勝は無し。残りは最終局。
現在、6勝1敗で2人／5勝2敗で7人が並ぶ大混戦です。
上位4名がC級へ昇級しますが、混戦の影響で順位の影響が大きくなるかもしれません。
ヒューリック杯 第3期 白玲戦・女流順位戦D級
主催：ヒューリック株式会社
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こちらが2023年6月9日時点での順位表（上位）です。
私が注目している10代の女流棋士の内山あや女流初段と鎌田美礼女流2級が上位争いをしていますが、
残り1局となった状況を考慮すると、鎌田美礼女流2級は昇級が難しいかもしれません。
昇級するためには、最終局を勝利することが最低条件になるでしょう。
それでも、順位の関係で上位4人に入れない可能性があります。
まず、6勝1敗の2人は最終戦で負けても5勝2敗+ベースとなる順位が鎌田美礼女流2級よりも上。
その為、まず4枠のうち2枠は逆転不可能です。
最終局で中村桃子女流二段と堀彩乃女流1級が戦うため、どちらかが6勝2敗／もう片方が5勝3敗になります。
ここで勝った方はベースとなる順位が上のため、鎌田美礼女流2級は上回ることができません。
ここで3枠が埋まることがほぼ確定。残り1枠の争いと考えるのが現実的です。
渡辺弥生女流二段と佐々木海法女流1級のどちらかが勝てば、同様に上回ることができないため、
2人が負ける＆鎌田美礼女流2級が勝つ、という条件をクリアしなくてはいけません。
1期抜けは厳しいかもしれませんが、次は高い順位で開始できるでしょうから、
来期でのC級昇級が期待できるかもしれませんえ。
内山あや女流初段は最終局を勝てば自動的に昇級確定。
負けても6勝2敗メンバーの中だと比較的上位なので、4枠目に入れそうなのでC級昇格が確定。
大島綾華女流初段も昇級が確定です。
大混戦の女流順位戦D級。注目される10代の女流棋士が複数名存在していますが、
その中からC級に昇級できるのは抜け出すのは誰なのか。最終局も結果をお伝えする予定です。
