藤井聡太が八冠を制する最短日程は?

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藤井聡太五冠は現在「竜王」「王位」「王将」「棋聖」「叡王」のタイトルを保持しています。
羽生善治九段との王将戦において4勝2敗で防衛に成功し、五冠を維持することに成功。
棋王戦は現在2勝1敗とリードしており、六冠が期待できる状況です。
4月から始まる予定の名人戦も挑戦者に決定しており、状況次第で七冠制覇も見えてくるでしょう。

そうすると、ファンの方が期待するのは「八冠を制覇する事ができるのか」という点。
将棋界のレジェンド、羽生善治九段が七冠制覇(当時は叡王がなかった)を達成してから全冠制覇を達成した棋士の方はいません。
しかし、藤井聡太五冠なら達成するのではないか?そう思わせてくれる活躍を見せています。
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現在の藤井聡太五冠は渡辺明二冠(名人・棋王)との棋王戦(挑戦者)を戦っています。
名人戦も同じく渡辺明二冠(名人・棋王)に挑戦する事が決まっているため、今月中に六冠/5月頃に七冠の可能性が出ています。
名人:現在、A級順位戦でトップ→広瀬八段とのプレーオフを制して挑戦者に決定。
棋王:渡辺棋王への挑戦中。現在2勝1敗でリード。
王座:4~5月に挑戦者決定トーナメントがスタート予定。(昨年は1回戦負けしている為、全冠制覇に向けて鬼門と言えるタイトル)
竜王:保持
王位:保持
王将:保持
棋聖:保持
叡王:保持
【最短で八冠制覇するには?】
春先から夏にかけてはタイトル挑戦だけでなく、叡王戦や棋聖戦・王位戦の防衛戦が続きます。
タイトル奪取はもちろんですが、五冠全てのタイトルを防衛する事が前提となります。
これを全てクリアすれば、2023年(今年)の秋に全冠/八冠制覇を達成する事が可能です。
八冠制覇に向けての関門は、4~5月から始まる王座戦の挑戦者決定トーナメントと言えるでしょう。

※追記
その後、棋王戦でタイトル奪取(六冠)、名人戦でタイトル奪取(七冠)、叡王戦を防衛、棋聖戦を防衛、
王位戦を3勝0敗と大きくリード、という状況で、七冠を堅持したまま王座戦の挑戦権を獲得。
ついに八冠制覇が見えてきました。
最短だと王座戦を3連勝で奪取するパターンですが、その場合は9月27日になります。(王座戦第3局)
しかし、永瀬王座は「全てをかけて戦う」と話しており、そう簡単にタイトル奪取は実現しないかもしれません。
第4局・第5局ともつれるかもしれませんが、その場合は決着が10月になります。

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