速報!藤井聡太竜王・名人が王座戦のタイトル挑戦権を獲得し八冠制覇に大きく前進

【速報】王座戦挑戦者決定トーナメント決勝戦の結果-藤井聡太竜王・名人が王座戦のタイトル挑戦権を獲得!八冠に向けて大きく前進! 王座戦
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【速報】藤井聡太竜王・名人が王座戦のタイトル挑戦権を獲得しました!
豊島将之九段に勝って、八冠制覇に大きく前進!

71期:王座戦挑戦者決定トーナメント決勝戦
主催: 日本経済新聞社、日本将棋連盟

※王座戦第1局の評価値速報
王座戦第1局のAI評価値速報-藤井聡太竜王名人vs永瀬拓矢王座

※勝負の決め手となった局面を解説した記事です。
王座戦挑戦を決めた藤井聡太竜王・名人の絶妙手9八角を徹底解説!将棋史に残る名勝負

【AI評価値・形勢判断解説】(先手)藤井聡太竜王・名人vs(後手)豊島将之九段
王座戦挑戦者決定トーナメント決勝戦AI評価値速報-藤井聡太vs豊島将之
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まず注目されたのは振り駒。1発勝負のトーナメント戦なので、どちらも先手が欲しい状況です。
例えば藤井聡太竜王・名人から見ると、豊島将之九段に対しては通算成績で
32戦21勝11敗と勝ち越しています。
しかし、先手/後手別で成績を見ていくと、先手番では13勝3敗(勝率:0.813)と大きく勝ち越していますが、
後手番では8勝8敗(勝率:0.500)と五分の状況でした。

ただ、藤井聡太竜王・名人は豊島九段に対局前の時点で8連勝しており、その中には後手での勝利が3局あります。
その為、データ上では「後手だとしても五分五分以上に戦える」ように見えました。
振り駒の結果、先手は藤井竜王・名人に決まります。
豊島九段もこの対局にかける意気込みは凄く、棋譜からも深い研究が伺えました。
角道を開けずに居飛車で戦う村田システムのような形から雁木に構えます。
(藤井竜王・名人も雁木で相雁木の戦型になりました)
中盤/夕方まで五分五分の状態が続き、逆転の連続となった大熱戦を制したのは藤井竜王・名人。
ついに八冠挑戦に向けた最後のタイトル「王座戦」のタイトル挑戦権を獲得しました。
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まだ王位戦の防衛戦が終わっていませんが、こちらは現在3連勝中(3‐0)で大きくリードしています。
タイトル戦で連敗のない藤井七冠がここから4連敗する事は考えにくいため、足踏みしたとしても防衛する可能性が高いでしょう。
そして、9月・10月にかけて八冠制覇をかけて永瀬王座に挑戦します。
永瀬王座との直接対決は過去に16戦あり、藤井七冠が11勝5敗(勝率0.6875)と勝ち越しています。
タイトル戦では棋聖戦で一度戦ったことがあり、その時は3勝1敗で藤井棋聖が防衛しました。
ただ、接戦での防衛だった事もあり、藤井七冠としても難しいタイトル戦になる事が予想されます。
今年が始まった時点では五冠でしたが、棋王⇒名人と続けて奪取し、ついに最後の王座のタイトルが見えてきました。
多くの将棋ファンが「将棋界初の八冠制覇」という歴史的瞬間を見届けることになるでしょうか。注目です。

※対局内容の詳しい解説記事。読んでいただけたら幸いです。
王座戦挑戦を決めた藤井聡太竜王・名人の絶妙手9八角を徹底解説!将棋史に残る名勝負

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