王位戦第3局の封じ手局面はどちらが有利?将棋AI同士に戦わせた結果は藤井王位が有利

王位戦第3局の封じ手局面はどちらが有利?AI同士で戦わせた結果-藤井聡太vs佐々木大地 王位戦
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【王位戦第3局の封じ手局面はどちらが有利?将棋AI同士に戦わせた結果を紹介】
藤井王位が連勝スタートして迎えた第3局。封じ手局面はどちらが有利なのか、将棋AI同士に戦わせた結果を参考に、
今後の展開を予想していきます。

【お~いお茶杯王位戦 第3局】
対局日程:7月25日、26日
主催:新聞三社連合、日本将棋連盟

※速報!
王位戦第3局で勝負を決めたのは4筋の桂馬-藤井聡太が中盤を支配して3連勝!

【第3局のAI評価値速報・形勢判断解説】(先手:藤井聡太王位、後手:佐々木大地七段)
封じ手時点:+127互角(55%/45%)
王位戦第3局AI評価値速報-藤井聡太七冠vs佐々木大地七段
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評価値だけでは判断しにくい部分もあるため、封じ手の局面から将棋AIソフト同士に戦わせた結果を紹介します。
基本的に将棋AI同士だと5~10%程度の差があると「逆転する事が少ない」こともあり、人間同様にミスが生じる可能性を考慮して
持ち時間を1手2秒と短く設定しています。
(両者、残り時間に大きな差はないため、同じ秒数を設定)

【封じ手局面から将棋AIソフト同士に戦わせた結果】
王位戦第3局AI評価値速報-藤井聡太七冠vs佐々木大地七段
藤井聡太王位:7勝2敗1分け(勝率77%)
佐々木大地七段:2勝7敗1分け(勝率22%)

将棋AI同士の対局としては、藤井王位が優勢という結果が出ました。
+195と多少差がついていることもあり、リードしている側の勝率が高くなりやすい傾向がありますが、
藤井王位としては封じ手がAI最善手(1筋の香車で歩を取る)だった場合、リードを保ったまま良い流れで2日目がスタートします。
逆に、他の手だった場合は佐々木大地七段が一気に差を詰めるor逆転もある展開になります。
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封じ手局面を将棋AIで検討させると・・・封じ手予想としては以下のようになります。
(棋譜利用規約の関係で符号は載せられない点はご了承ください)
王位戦第3局封じ手のAI最善手は?藤井聡太七冠vs佐々木大地七段
最善手は1筋に垂らされた歩を香車で取る一手。
これなら藤井王位はリードを保ったまま、良い形で2日目を迎えられます。
佐々木大地七段としては、迷って他の手を指してほしい状況。
次善手は6筋の歩を突いて攻撃を仕掛ける手。この手だと多少リードは残るものの、
一気に差が縮まります。
他の手であれば、全くの互角か佐々木七段がリードする展開になりそうです。

筆者(アマ四段)の目で見る限り、先手の方が指しやすいように見えます。
先手の藤井王位が優勢と判断しています。
玉の守りは後手よりも堅く、攻め合いになった時にその差が出そう。
攻めに関しては4筋の桂馬が後手陣に睨みを利かせており、攻撃の拠点になっているため
攻める手段には困らなさそうです。
佐々木七段としては粘りつつ相手の攻めをしのいでいるうちにミスを誘う展開が理想でしょうか。
まだ一手ですぐ逆転するような状況のため、どちらにも勝つチャンスがある状況です。
封じ手次第で評価値も大きく変わりますので、2日目は封じ手の開封に注目です。

※速報!
王位戦第3局で勝負を決めたのは4筋の桂馬-藤井聡太が中盤を支配して3連勝!

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