王位戦の挑戦者は佐々木大地七段に決定！
将棋のタイトル戦の1つ、伊藤園お～いお茶杯第64期王位戦挑戦者決定戦が5月18日に行われ、
佐々木大地七段が羽生善治九段に勝って藤井聡太王位への挑戦者に決まりました。
（棋聖戦五番勝負に続き挑戦権を獲得）
振り駒の結果、先手は佐々木大地七段に決まり、羽生善治九段が後手に。
戦型は相掛かりでスタートします。
ただ、序盤から珍しい展開になり、2人の新構想が伺えました。
羽生九段が激しく攻める展開で、2枚龍を使い果敢に攻めていきます。
しかし、佐々木大地七段は冷静に耐え凌ぎ、反撃に出ました。
羽生九段は攻めが強引だったかもしれませんね。
タイトル100期をかけて再び藤井六冠への挑戦が期待されていましたが、惜しくも挑戦ならず。
新会長への就任が確実視されている状況を考えると、今回挑戦しておきたかったでしょうね・・・。
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佐々木大地七段は棋聖戦に続いて、藤井聡太六冠に挑戦します。
藤井聡太六冠は、今年に入って「挑戦するタイトル戦は双方渡辺名人だったが、挑戦を受ける防衛戦は
羽生善治九段、菅井達也八段、佐々木大地七段とバラバラでした。
八冠制覇を実現するためには、全て防衛する必要があります。
全ての上位棋士が「打倒、藤井聡太」を掲げているような状況ですから、藤井竜王も苦しい防衛戦になるでしょう。
まだ名人戦・叡王戦が続いている状況ですが、6月から始まる棋聖戦・7月から始まる王位戦も注目です。
