豊島将之九段が待望の一勝!藤井名人は調子を崩しているのか?名人戦第4局

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名人戦第4局は豊島将之九段が勝利。3連敗で後がない状況でしたが、待望の1勝目です。
第4局は豊島九段の作戦勝ちとも言える展開で初日にリードを奪い、一旦は追いつかれたものの
粘って最後は突き放しました。

主催: 毎日新聞社、朝日新聞社、日本将棋連盟
持ち時間:9時間
【第82期・名人戦第4局】(先手)豊島将之九段vs(後手)藤井聡太名人
【AI評価値・形勢判断解説】
名人戦第4局AI評価値-藤井聡太名人vs豊島将之九段
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豊島九段は後手の藤井名人に「横歩を取らせる」作戦に。(「横歩取り」ならぬ、「横歩取らせ」戦法)
藤井名人対策で「横歩取り」を仕掛ける棋士はいますが、豊島九段は珍しい形に持ち込みました。
そして、それを受けて立つ藤井名人。
作戦通り、1日目から豊島九段ペースで進み、封じ手の時点で既に差がついている状況に。

2日目もリードを保つ豊島九段。しかし、藤井名人も粘り一度は追いつきました。
しかし、普段ならここで逆転しそうな藤井名人のペースが上がりません。
いつものAI候補手の最善手を連発で相手にプレッシャーをかけていく姿は観られませんでした。
タイトル戦の挑戦者として勝ち上がってきている相手ばかりなので当然相手も強く常に勝ち続けるのは不可能ですが、
平行して行われている叡王戦は負け越していますし、藤井名人が調子を崩している可能性はありそうです。
(疲れなのか、準備不足なのか、別の問題が生じているのかはわかりませんが・・・)
第5局は5月26日、27日に行われます。

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