名人戦第4局は藤井聡太竜王の勝利!最年少名人と七冠に王手!

名人戦第4局は藤井竜王が勝利!最年少名人と七冠に王手!名人戦
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将棋の名人戦第4局、藤井聡太竜王が勝って3勝1敗!最年少名人・最年少七冠に王手です!
第5局は5月31日、6月1日に行われます。(先手:渡辺名人/後手:藤井竜王)

【名人戦第4局】
対局日程:5月21日・22日
主催: 毎日新聞社、朝日新聞社、日本将棋連盟
※藤井竜王の3勝/渡辺名人の1勝

【第4局のAI評価値速報・形勢判断解説】(第4局は藤井竜王が先手/渡辺名人が後手)
名人戦第4局AI評価値速報-藤井聡太竜王vs渡辺明名人
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【初手からの流れ】
藤井竜王はいつも通り、初手お茶から飛車先の歩を突きます。渡辺名人は角道を開けました。
渡辺名人は4手目で角道を止めて、角換わりは無くなりました。雁木模様で進んでいます。
午前中は藤井竜王の長考が続き、午後に入って渡辺名人が長考返し。双方1日目は慎重な進め方です。
藤井竜王が3筋から攻撃開始。渡辺名人は9筋の歩を突き捨て反攻。
夕方までは全くの互角でしたが、封じ手1時間前ぐらいになり渡辺名人に疑問手が出て評価値が藤井竜王側に振れました。
初めて55%を超えてハッキリと先手側に傾いています。
(互角範囲内ですが、AI将棋ソフトの判定が「先手有利」に切り替わるギリギリぐらいの状況)

封じ手は7筋への桂跳ね。AI最善手で藤井竜王がリードを保ちます。
渡辺名人は時間の面でリード中。1時間40分ほどの差があり、この差を終盤で活かせるかどうか、
という局面でした。

【2日目の流れ】
渡辺名人の細い攻めを受け止め、藤井竜王は反撃のターンです。お昼の時点で藤井竜王が優勢です。
※渡辺名人が2時間半を超える大長考。
1日目は藤井竜王に時間を使わせる展開で狙い通りの部分もあったと思いますが、
封じ手前後で少々攻めが細かった(無理筋だった)かもしれませんね。

手数は69手目での投了で夕食休憩前の早い決着でしたが、良い手が複数あり
「勝負を決めたのはこの一手」と選ぶのが難しい対局でした。
この後、筆者なりの解説記事を書いていきますので、そちらも読んでいただければ幸いです。
(本日、夜に公開予定です)
※執筆完了!
名人戦第4局で藤井竜王がAI超えの一手!渡辺名人を早い投了に追い込む強烈な一手

※もう1記事書きました。こちらも是非ご覧ください。【勝負の分かれ道となったお互いの一手を解説】
名人戦第4局は好手連発の名局!渡辺名人の敗因と藤井竜王の勝因は封じ手にあり

【2人の直接対決/対戦成績】
藤井六冠から見て、23戦19勝4敗。渡辺明名人から見て、23戦4勝19敗。
タイトル戦に限定すると
藤井聡太六冠:16勝
渡辺明名人:3勝

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