A級順位戦プレーオフAI評価値・形勢判断速報-藤井聡太竜王と広瀬章人八段の対戦成績

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名人戦のタイトル挑戦をかけたA級順位戦の最終局が3月2日(木)に行われ、6勝2敗でリードしていた藤井聡太竜王と広瀬章人八段がともに勝利したことで、2人が7勝2敗で並びプレーオフが決定。
日程:3月8日(水)に決定。
こちらの記事では、当日のプレーオフに関して、AI評価値・形勢判断速報をお届けする予定です。
先手・後手に関しては振り駒で決めるため、対局開始までは先手になるか後手になるかわかりません。
基本的には先手が若干有利、と言われていますが先日の棋王戦第3局では藤井竜王の先手番連勝記録がストップしていますし、
どちらが先手/後手になっても、それだけで有利、とは言えないでしょう。
※評価値速報:広瀬八段が投了 /先手・藤井竜王の勝利
順位戦プレーオフ・藤井聡太竜王vs広瀬章人八段のAI評価値速報/形勢判断
※振り駒の結果、藤井竜王が先手となりました。角換わり腰掛銀の形で進んでいます。
※藤井竜王が棒金の形で攻めています。
※藤井竜王の3筋への歩打ちが想定外だったのか、広瀬八段が長考。(AI候補手の最善手以外だと評価値が逆転する難しい局面)
※夕食の時点で互角の戦いが続いています。(夕食・勝負めしは藤井竜王は豚キムチ。広瀬八段はヒレカツ定食)
※夕食後も接戦が続いています。60%/40%前後を推移していますが、徐々に藤井竜王側に流れが来ているように感じます。
※一手間違えると逆転する緊迫した場面が続きましたが、最後は藤井竜王が広瀬八段を押し切って勝利。
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【藤井聡太竜王と広瀬章人八段の対戦成績は?】(過去3年間)
11局あり、藤井竜王から見て9勝2敗。
一見、藤井竜王優位に見えるかもしれませんが、2敗が昨年の竜王戦で記録したもの。
1発勝負のプレーオフでは、先手後手も決まっていないために
過去の対戦成績から「藤井竜王が優勢だろう」とは言い切れません。
(特に、広瀬八段の場合は何か仕掛けてくるような気がします)

挑戦者の決定を待つ立場である渡辺明名人としては、後2回防衛すると永世名人資格を得られるため、
できれば今度の名人戦は防衛しておきたいでしょう。
今回は挑戦者になれなかったとしても、いずれ藤井聡太竜王が挑戦して名人位を奪取する可能性が高いと考えると、
藤井聡太名人が誕生した後に「挑戦権を得て奪取する」ことは難しいと考えられます。
その為、今回のプレーオフは他の棋士にとっても影響が大きな一局になると言えるでしょう。

【参考までに今年度と直近10局の成績】
藤井聡太竜王
今年度成績:47勝10敗(0.8245)
直近10局:7勝3敗

広瀬章人八段
今年度成績:29勝13敗(0.6904)
直近10局:7勝3敗

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