西山朋佳女流が名人位を奪取し三冠に-女流名人戦第4局のAI評価値・形勢判断の速報解説

女流棋士タイトル戦 女流棋士
【広告】

カド番だった伊藤沙恵女流名人が挑戦者の西山朋佳女流二冠(女王、女流王将)に勝利し、
伊藤女流名人の1勝2敗で迎えた第4局。
こちらの記事ではAI評価値速報を紹介しています。
※第49期岡田美術館杯女流名人戦
主催:報知新聞社・日本将棋連盟
特別協賛:(株)ユニバーサルエンターテインメント

今回の記事では、女流名人戦第4局を初手から投了までのAI評価値グラフを紹介しながら、解説していきます。
※150手目:投了
【AI評価値推移/形勢判断グラフ】
女流名人戦第4局のAI評価値・形勢判断速報
若干ですが、先手の西山朋佳女流二冠(女王、女流王将)が指しやすいでしょうか?
その後、互角の状態に戻りました。お互い玉頭での攻め合いが続いているため、一気に終盤に入りそうな局面です。
※後手の伊藤女流名人がやや持ち直して、評価値はマイナスに入りました。62手目、形勢判断が初めて「後手有利」と表示されています。
※伊藤女流名人に悪手があり、再逆転。先手有利で進んでいます。(と書いているうちに互角に戻りました。二転三転していますね)
【広告】



先手は挑戦者の西山朋佳女流二冠(女王、女流王将)。
初手から振り飛車「三間飛車」「高美濃囲い」に構えます。
(そこから銀冠模様を見せつつ自玉上部から相手玉頭を攻めていく積極的な形)
伊藤女流名人は居飛車穴熊の構え。
ただし、途中で開戦したことで伊藤女流名人の形が若干崩れます。

駒組が落ち着く中盤、双方玉頭で攻め合う形になり、激しい中盤戦が繰り広げられています。
一気に終盤に入る展開になっています。
※評価値としては僅かに先手有利の状況が続きましたが、その後は互角。
一度西山女流二冠に疑問手が出て後手有利に傾きましたが、その後の攻防で互角範囲内に戻しています。

タイトルとURLをコピーしました