藤井聡太五冠は現在「竜王」「王位」「王将」「棋聖」「叡王」のタイトルを保持しています。
ファンの方が期待するのは「八冠を制覇する事ができるのか」という点。
将棋界のレジェンド、羽生善治九段が七冠制覇(当時は叡王がなかった)を達成してから全冠制覇を達成した棋士の方はいません。
しかし、藤井聡太五冠なら達成するのではないか?そう思わせてくれる活躍を見せています。
【各タイトルの現状】
現在の藤井聡太五冠は羽生善治九段との王将戦(防衛戦)を戦いながら、2月から棋王タイトルへの挑戦が決まっています。
名人挑戦に向けてA級順位戦も佳境で、重要な対局が続きます。
名人:現在、A級順位戦でトップ(挑戦権を得る可能性が高い)
棋王:渡辺棋王への挑戦が決定。2月からスタート予定。
王座:4~5月に挑戦者決定トーナメントがスタート予定。(昨年は1回戦負けしている為、全冠制覇に向けて鬼門と言えるタイトル)
竜王:保持
王位:保持
王将:保持(羽生善治九段との防衛戦が始まっています)
棋聖:保持
叡王:保持
【最短で八冠制覇するには?】
五冠全てのタイトルを防衛する事が前提となります。
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2月から始まる棋王戦でタイトル奪取→A級順位戦を勝ち抜き、名人タイトルに挑戦し奪取→王座戦の挑戦に向けてトーナメントを勝ち上がる。
これを全てクリアすれば、2023年(今年)の秋に全冠/八冠制覇を達成する事が可能です。
棋王戦は既に挑戦者になっていますし、名人戦もA級順位戦トップで順調です。
八冠制覇に向けての関門は、4~5月から始まる王座戦の挑戦者決定トーナメントと言えるでしょう。