叡王戦挑戦者の菅井竜也八段とは?永瀬王座に勝ち、藤井聡太叡王に挑戦

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菅井竜也八段vs永瀬拓矢王座の叡王戦挑戦者決定戦。
後手番の菅井八段が132手で勝利し、藤井聡太叡王への挑戦権を獲得しました。
【挑戦者決定戦のAI評価値推移】
叡王戦挑戦者決定戦-永瀬拓矢王座vs菅井竜也八段
永瀬王座の敗着としては80手前後の5筋への銀打と、100手前後の9筋への歩打ちと4筋への桂打ちでしょうか。
そこから菅井八段の方に流れが傾いていることがわかります。(特に5筋への銀打ちは流れが変わったタイミングでした)

※叡王戦第1局の評価値速報はこちら
叡王戦第1局の評価値・形勢判断速報-藤井聡太叡王vs菅井竜也八段
以下、藤井聡太叡王と菅井竜也八段の対戦成績や、注目ポイントを紹介していきます。
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【菅井達也八段とは?】
2004年、小学6年の時に第29回小学生将棋名人戦で準優勝。(優勝は佐々木勇気八段)
プロ入りしたのは2010年4月1日に四段(三段リーグ1位)でプロ入り。
2017年度の王位戦で挑戦者に決定。羽生善治王位への挑戦権を獲得してタイトルを奪取。
自身初のタイトルを手にしました。(平成生まれの棋士として初めてのタイトルホルダーとしても有名)

【菅井竜也八段】(昨日時点)
今年度成績:24勝13敗(0.6486)
直近10局の成績:7勝3敗

【藤井聡太叡王との対戦成績】
8局あり、藤井聡太叡王の5勝3敗。直近(昨年8月)のA級順位戦では菅井八段が勝っている。

【注目ポイント】
藤井聡太叡王にとって、タイトル戦の舞台で初めて振り飛車党の挑戦を受けます。
今まではタイトル戦での振り飛車対戦経験が無かったため、対局経験の少なさから今までのタイトル戦以上に苦戦する可能性もあります。
※対する菅井八段は、ほとんど「振り飛車vs居飛車」の状況で戦っているため、経験値がだいぶ違う。

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