今回の記事では、王将戦（防衛戦）や棋王戦（挑戦）でタイトル戦を戦う、
藤井聡太竜王の最新対局予定／日程を紹介します。
注目は3月2日の順位戦。
ここで勝利し、名人戦タイトルへの挑戦権を得れば「六冠」「七冠」が見えてきます。
（現状、順位戦は広瀬八段と6勝2敗で並んでいるため、双方が勝利した場合はプレーオフになります。
確率は低いと思いますが、もし2人とも負けて3敗グループが勝つと複数名でのプレーオフになる可能性もあります）
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【藤井聡太竜王の最新対局日程・予定】
3月2日 稲葉陽八段 順位戦A級9回戦※先手（勝てば先手番連勝記録が28に）※追記：藤井竜王の勝利。プレーオフが決定。
3月5日 渡辺明棋王 棋王戦第3局※先手（勝てば先手番連勝記録が29に？新記録の可能性）
追記：3月8日 広瀬章人八段 A級順位戦プレーオフ※振り駒
3月11、12日 羽生善治九段 王将戦第6局※後手
※録画：3月12日(日)NHK杯準決勝／八代弥七段
以下、もし棋王戦がストレート勝ちで終わった場合、棋王戦第4局・第5局の日程が無くなります。
また、王将戦も後手番で勝利できれば防衛となり、第7局の日程が無くなります。
3月19日 渡辺明棋王 棋王戦第4局※後手
※録画（準決勝で勝利した場合）：3月19日(日)NHK杯決勝／広瀬八段vs佐々木勇気七段の勝者
3月25、26日 羽生善治九段 王将戦第7局※振り駒
3月29日 渡辺明棋王 棋王戦第5局※振り駒
【注目の対局は？】
タイトル戦は全て注目の一局になりそうですが、それ以外だと3月2日の順位戦が最注目と言えます。
名人タイトル挑戦権が掛かりますし、複数名でのプレーオフも考えられるため、
今年も「将棋界の一番長い日」は熱戦が期待されます。
仮に順位戦最終局で勝ち、プレーオフ無しでそのまま挑戦者に決まったと仮定すると・・・
その時点で先手番連勝記録が28になり、最多記録に並びます。
棋王戦に続き名人タイトルへの挑戦者になれば、「（棋王戦で奪取できれば）六冠」「名人戦で七冠をかけて挑戦」
という事になります。
タイトル戦だけでなく一般棋戦も優勝しており（残るはNHK杯）、今年は「目指せ八冠制覇」「一般棋戦グランドスラム」という凄い1年になるかもしれませんね。
